第1章では、アメリカ合衆国の体験的多様性の一端をお話ししました。そして、この第2章では、もう少し体系的に「アメリカ社会の統一性と多様性」を考えます。 まず、アメリカの自然地理を理解する上で大切な、「大陸分水嶺」を考えます(大分水嶺、北部分水嶺、東部分水嶺、そしてセントローレンス水道分水嶺)。 次に、アメリカ合衆国の統一性を考えます(国土、国旗、アメリカの公用語(統一言語)です)。 次に、アメリカの多様性を考えます。(多様性の例として考えるのは、アメリカ合衆国の州と州都、ワシントン、時間帯、人口分布と人種・民族、マイノリティ、宗教、そして白人がマイノリティになる日です。) それではご一緒に、アメリカの「大陸分水嶺」、「統一性」、そして「多様性」探検の旅に出発しましょう。
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